ラケットに付ける振動止めの効果

ラケットに付ける振動止め。その効果のほどを徹底解説!


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ラケットに付ける振動止め。その効果のほどを徹底解説!

ラケットを買ったときや、ガットをショップで張ったりした時に振動止めがついていたりしますよね。

 

もちろん、単品でも購入できますけど。

 

ラケットのガットにつける振動止め

 

で、その振動止めの効果について問い合わせが凄く多いので解説したいと思います。

 

いつも通り結論から言っちゃいますけど、

 

個人的にはあの振動止め、意味ないです。

 

少なくとも私は付けませんし、周りの人たちも付けている人いません。

 

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そもそも振動止めって何のために付けるの!?

 

振動止めの目的は、ラケットがボールに当たった後のガットの振動を早く抑えるためです。

 

それによって何か良い事があるかというと…。

 

…。。。。

 

特に見当たらないですね。

 

逆に振動止めが邪魔!

 

私は振動止めを一時期使用していましたが、振動止めを付けて打つと、インパクト時の手応えに凄く違和感を感じました。

 

あの打ったときの、「ビ〜ン」という手ごたえがごっそり無くなってしまったわけです。

 

手ごたえが無くなってしまったものですから、何だか打った時のラケットのしなりも感じられなくなってしまいました。

 

あとは、スイートスポットから外れて打った時も違いました。

 

通常ですと、スイートスポットから外れて打った時は、振動をめちゃくちゃ感じるんですが、振動止めを付けているとスイートスポットから外れて打っても余り振動が響きません。

 

これを良いか悪いか判断するのは人それぞれですが、私は好きになれませんでした。

 

どうしてもテニスは、ある程度手先の感覚で、調子の良し悪しが分かるスポーツなんです。
調子のバロメータである手ごたえや振動が感じられなくなってしまったのは凄くデメリットに感じたのです。

 

でも、振動止めって怪我の予防になるんでしょ!?

 

よく、「振動止めがテニス肘などの怪我の予防になる」なんて事を言い出す人がいますが、「なぜ予防になるの?」と聞くと明確に回答できる人は残念ながら会った事無いです。

 

振動止めは、あくまでも打った後のストリングの振動を早く収めるためのものです。
打った後の「振動」は抑えますが、「衝撃」を抑える効果はありません。
したがって、テニス肘の予防に効果があるとはとても言えませんよね。

 

ショップの店員さんでも、この辺りが曖昧になっている人がいるので注意してください。

 

で、振動止めの「いる・いらない」の結論

 

ということで、私けいぽんは振動止めは、「あってもなくても一緒」というより、
「むしろ振動止めは付けないで派」です。
テニスプレイヤーの指先の感覚って凄く優秀だし、繊細ですよ。

 

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